観光案内パンフレットを作りませんか?
訪日する外国人は、年々増える一方だということです。
外国語による、観光案内のコンテンツの需要度は、増加する一方だと思われます。
主に外国人観光客の方々は、Trip Advisor(トリップアドバイザー)などのサイトを頼りに観光なさることが多いようですが、
現地近くで入手できる無料の印刷物も、外国語の対策が必要なのではないでしょうか。
みなさん、こんにちは。三重県津市で印刷会社とWordpressによるホームページ制作、コンテンツ・マーケティングを支援している、株式会社アイキャッチです。
本日は、印刷物としての観光パンフレットの作成方法についての記事になります。
観光パンフレットの種類
観光パンフレットとは、主に、地域内の観光名所の概要(場所、距離、営業時間、見どころ)などを簡潔に表した小冊子、
または地図タイプの折りパンフレットです。
観光パンフレットは、英語ではtravel brochure(トラベル ブローシャ)等と言います。
pamphletという単語よりも、brouchureの方が通用するようです。
従来は、主に日本国内を観光するのは日本人が多かったため、日本語のパンフレットがほとんどでしたが、
近年は外国人観光客の増加と、それに伴う外国人観光客の獲得のために、様々な言語で観光パンフレットが制作されるようになってきました。
またIT技術の進歩にともなって、QRコードやAR(拡張現実)などの技術をパンフレットに融合し、様々な見せ方が模索されています。
観光パンフレット(ガイドブック)の作り方
それでは、どのように観光パンフレットを作ればよいでしょうか。
いろいろな作り方があると思いますが、私の提案する作り方は、こうです。
エリアの広げるタイプの地図を用意します。(市なら市の地図、都道府県なら都道府県の地図)
まずは、地域の観光名所(すでに観光客が訪れている場所)を中心に、地図上にマッピングしてみましょう。
地元でプッシュしたい(知ってほしい、訪れてほしい)観光地とともに、観光客の目線でも考えてみましょう。
先ほど広げた地図上に付箋やシールを貼ったりして、大まかな観光地、観光施設どうしの位置関係をつかみます。
次に、観光客の回遊ルートを考えてみましょう。
観光客にどのように回遊してもらうのが、この地の体験を満足度の高いものにできるのだろうか?
どこの施設からはじまって、どこに向かって、どのように移動してもらうか?
食事はどうするか、宿泊はどうするか・・・
様々なルート、行動を自分が観光客になったつもりで、組み立ててみるのも良いでしょう。
いくつかの、おススメのプランを計画してみると、良いかもしれません。
その他に必要な情報としては、外国語の通じる場所の記載、トイレの記載、公共wifiの記載、
外国人の観光客目線で考えてみると、いろいろと必要な事項が増えてくると思います。
従来型の情報の羅列、外国語に翻訳しただけのガイドブックでは役に立たないのです。
ここで一つ、重要な事を提案します。
観光パンフレット(ガイド)では、過ごし方の提案をしよう
こちらの費用で作る観光パンフレット(ガイド)ですから、こちらの都合で
外国人観光客に来てほしい場所を掲載したいところですし、
もちろんそうしてもらっても構いません。
普通のありきたりな、無難なそれほど役に立たない観光ガイドができることでしょう。
しかし先ほども書きましたが、大事なことは観光客の目線に立って、何が必要な情報なのか?を考えるということです。
ここも来てほしい、あそこにも行ってほしい、とこちらの都合だけで考えるのではなく、
常に外国人観光客の目線に立って考えるのです。
そのうえで、いくつかのおススメプランを計画し、パンフレット上で提案するのです。
もちろん、地元の意向もあるでしょうから、すべて網羅的に掲載するのは結構なのですが、
それらをエリアごとに、ジャンルごとに分けて掲載するという従来のやり方では、
外国人観光客に対して、親切ではないですよね?
おもてなしの精神に欠ける、と言っても過言ではありません。
そのような、ただ単にたくさんの情報が掲載されているだけのパンフレットが、非常に多いように思います。
整理されてはいるけれども、それほど役に立たない観光案内が、多いように見受けられるのです。
そのパンフレットを見たとして、書かれていることは理解できるでしょう。けれども、
地元民ではない観光客は、どこをどう過ごせば良い?というプランが立案できるでしょうか?
行政あるいは、観光協会等の外郭団体が作るパンフレットは、なかなか特定の民間施設の「ひいき」もやりにくいでしょうから、
ある程度は、情報の羅列になってしまうというのも、仕方がないことなのかもしれません。
しかし、それでもパンフレット制作の途中に一度(できれば何度でも)、一般外国人観光客の目線で見直してみてください。
例えば、パンフレットを見ながら、こんなふうに。
「わざわざ足を運んでまで、この観光地に来たいと思える内容だろうか?」
「見知らぬ外国での一日を、この観光地で過ごしたいと思える内容だろうか?」
そういう視線を忘れないで、是非とも誘客に効果のある観光パンフレット(観光ガイド)を制作してほしいと思います。
パンフレット(観光案内・会社案内・学校案内)の制作実績
株式会社アイキャッチでは、年間10万部以上の制作実績があります。
冊子型パンフレット(中綴じ冊子)、地図型パンフレット(折りパンフレット)の料金表から選択してください。
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