中綴じ製本とは?印刷発注で知っておきたい製本方式

2017年4月9日

こんにちは。三重県で中綴じ製本、無線綴じ、折りパンフレットなども作る株式会社アイキャッチです。弊社はファブレスですので、製本方式に対応可能です。今回は中綴じ製本について説明します。

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中綴じ製本とは?分かりやすく!

「中綴じ」という言葉は、製本の方式を示す言葉です。

どのような製本かというと、本を開いた時の真ん中の部分に、ホチキスの針のようなもので紙を綴じてあるものを、中綴じ製本といいます。

ページ数の多いものでは週刊誌、週間マンガ雑誌などをイメージしていただければいいと思います。

中綴じ製本のメリットとは?

よく使われている中綴じ製本のメリットは何でしょうか?

ノド(奥)までパカッと開く

中綴じ製本は、ノドの部分が(閉じたときに背となる部分です)開くので、最も奥まで見ることができます。

パカッと開く!と言った方が伝わりやすいかもしれませんね。

ですので、冊子の見開きで左右のページにわたって図や写真が印刷してある場合には、ページとページのつながりの部分も見えやすいので、地図や写真集などに適しています。

製本のコストが低くおさえられる

製本作業における工程が、無線綴じなどに比べると少なく済みます。

無線綴じ製本と比べて、糊づけなど、人間が関与する工程が少ないと言えます(糊付けが自動の会社もあると思いますが、人間が糊付けをする会社もまだまだ多いです)。

ですので、部数にもよるのですが無線綴じ製本と比べて最終的に価格が低く抑えられるといったメリットがあります。

大部数になるほど、その差は顕著になってきます。

工程が少なく済むということで、例えば糊が乾く時間が不要なので、完成までの日数(時間)も少なく済む傾向にあります。

中綴じ製本のデメリットは?

逆に、無線綴じやその他折パンフレットなどと比較した場合の、中綴じ製本のデメリットとは、何でしょうか?

4頁単位でページ構成を決めなければならない

たとえばA3の紙を横にして半分に折ると、A4サイズで4頁となります。
二つ折りのパンフレットがこの形ですよね。これがページ数の最小の単位になります。
つまり、4の倍数でページを作らなければなりません。
例えば、1ページや2ページだけ増やしたい!という場合にも、紙を1枚増やす必要がでてきますので、結果的に4ページ増えてしまいます。

1頁増やしたいだけなのに、他の3頁もなにか印刷するものを用意しなければならなくなるのです。

多ページを製本するのが難しい

中綴じ製本というのは、紙を重ねてホチキスのような「針」を「紙」に貫通させて製本します。

ですので、使う紙を薄くしたとしてもマックスで100ページできるかどうか、というのが製本の限度になります。

インキが裏写りしないように、紙を厚くした場合には、製本できるページ数も相対的に減ります。

70~80頁くらいが無線綴じにするか中綴じにするかの境目のような感じです。

中綴じにするか無線綴じにするかは、以上のメリット・デメリットを比較考量した上で決定するのが良いと思います。

中綴じ製本に適した印刷物は?

中綴じに適しているのは、ページ数も少なくて済む印刷物。
例えばカレンダー、会社案内、学校案内、タウン誌的なフリーペーパー、写真集、観光ガイドマップ、などが適しているといえます。